
基本方針
■北九州市の生物多様性を適切に保全・回復し、持続可能な方法で利用するとともに、その魅力を効果的に発信することで、市民が自然に触れ、楽しむ機会を増やします。
■また、自然を活かした地域づくりを通じて、都市ブランドの向上を図り、市のイメージアップや発展につなげます。
■さらには、生物多様性に関する企業ニーズを先取りし、ネイチャーポジティブ経営への移行を推進することで、市内企業の価値向上や競争力強化に貢献します。




生物多様性に対する市民の理解を深め、人と自然とのつながりを大切に思う価値観を醸成します。
●民間企業、教育・研究機関、地域コミュニティ等と連携して、市民が自然や生き物と触れ合う機会を創出し、関心を深めます。
●生物多様性の保全・回復に貢献する行動やライフスタイル (食品ロスの減少、地産地消の推進など)への転換を促します。
●都市に近接した豊かな自然(アーバンネイチャー)という特徴を活かし、市内の自然環境の魅力発信を強化します。


北九州市の生物多様性を保全するだけでなく、回復に向けた取組を推進します。
●民間企業等と連携して、OECMの拡大に取り組みます。
●里地里山の回復など、生物多様性の保全・回復に貢献する取組を行う市民や民間企業等をサポートします。
●希少種の保全や特定外来生物の防除に取り組みます。


豊かな自然を活用した、市の魅力向上や持続可能な社会の実現等の多様な課題を解決することで、市の成長へとつなげます。
●戦略を推進し、自然を切り口に多様な関係者が様々な課題解決を行うための拠点やネットワークを設置します。
●カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーと統合的にネイチャーポジティブを推進します。
●持続可能な環境保全型の農林水産業を拡大します。
●適切な間伐による森林や竹林の管理を行います。
●ネイチャーポジティブ経営を推進します。
●自然の魅力を体感できる施設の利用者数を増やします。
●グリーンインフラを活用した防災や適応策等を推進します。
●生物多様性の魅力を活かした観光や農林水産業等を振興します。
●ネイチャーポジティブの取組を通じて、観光客、移住者、進出企業の増加に貢献します。


生物多様性を守るために、私たちができることはたくさんあります。
日々の暮らしの中で、一人ひとりが少しの工夫や心がけを行うことが生物多様性を守ることにつながります。
そして、私たち一人ひとりの意識や行動が、さらに大きな活動へと発展していきます。
そのため、まずは私たち一人ひとりが、「日々の生活の中で無理なくできること」を考え、行動していくことが重要です。

地元の食材や旬の食材を選ぼう!
地元の食材や旬の食材を選ぶことで、田んぼや畑などにすむ生きものを守ることに加えて、地元の食文化を理解することや、
生産や輸送に必要なエネルギーを削減することにもつながります。
そのため、生物多様性の保全に加えて、シビックプライドの醸成や地球環境の保全にも貢献できます。

自然や生きものに触れよう!
自然の中に出かけたり、公園や動物園などを訪ねることで、自然の中で過ごすことの楽しさや、生きものの面白さを体感することができ、生物多様性の大切さを実感することができます。
緑や花を育てよう!
家の庭やベランダなどの小さな自然をつなげることで、北九州市全体の生態系ネットワーク(生きもののつながり)を豊かにすることができます。

生物多様性を知ろう!
自然や生きものに関する本を読んだり、身近な植物、鳥や虫について調べることで、生物多様性への興味が湧き、すぐ近くにある自然や生きもののことが見えてきます。
みんなに伝えよう!
自然や生きものに触れて感じたことを家族や友人と話し合ったり、写真や絵でみんなに伝えることで、生物多様性の輪が広がります。

保全活動に参加してみよう!
自然や生きものを守る活動や、生きものの観察会などのイベントに参加しましょう。
北九州市では、農業体験、エコツアー・エコツーリズムなどの体験活動や、ワークショップや講演会などの環境学習活動、清掃活動などのボランティア活動といった、様々な市民参加型のイベントを企画・実施しています。
こうした様々なイベントに参加し、生物多様性を守る活動に直接関わることで、生物多様性を大切にする価値観が形成されます。

環境に優しい商品を選ぼう!
日々の買い物の中でエコラベルなどの環境に配慮したラベルがついている商品を選択することで、生産する企業側の生物多様性への配慮を促すことにつながります。
ごみを減らそう!
ごみの分別や食品ロスを出さないこと、また、プラスチックごみを削減するためにマイバッグを持参することで、ごみの量が減り、生物多様性の保全につながります。
